長野ドライルーブ株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

長野ドライルーブ株式会社はドライルーブをはじめとした「多機能コーティング被膜」を専門に扱う表面処理メーカーです。主に自動車や光学、半導体部品のためのコーティング及び表面処理を行っています。潤滑、熱、電気、撥水・撥油といった多岐にわたる用途で製品が活用されていますね。

品質管理・保証業務では、QC工程表の作成・維持・管理、標準書の更新、ISO運用の事務局業務、工程異常の原因追究と対策などを行っています。また、製造部門に対する品質教育も実施しており、品質管理の向上に努めていますね。クレーム対応や外注先の支援と監査も担当しています。

ドライルーブは、二硫化モリブデンやグラファイト、フッ素樹脂などの潤滑物質を使用した有機結合型の機能性被膜です。特殊な環境下や過酷な環境下でも優れた摺動特性と安定性を発揮し、自動車やカメラのレンズなどに使用されています。部品・素材の耐久性や延命効果が得られる点が特長です。

会社は現在、カメラ関連のメーカー向け製品に特化していますが、将来的には医療業界や自動車業界へのシェア拡大を目指しています。親会社の東洋ドライルーブが自動車関連に強みを持っており、これを活かして多岐にわたる業界での発展を目指している点が注目です。

品質管理室には現在6名が在籍しており、そのうち3名が品質管理をメインで担当しています。組織は比較的小規模ながら、各メンバーがしっかりと役割を担い、現場研修も取り入れることで業務理解を深めています。アットホームな環境で働きやすさが感じられますね。