ファーマーズサポート株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

ファーマーズサポート株式会社は、農家の課題解決を目指してIoTや人工知能技術を駆使したシステムを提供していますね。特に畜産業界向けに、牛の分娩予兆や発情検知を非接触で行えるシステム「MOOVIE」を開発・提供しているんですよ。これにより、畜産農家の負担軽減や経営効率化に大きく貢献しているんですね。

MOOVIEは、カメラで撮影した牛の画像をAIが解析し、分娩予兆や発情行動を検知するスマート畜産システムで、畜主に通知する仕組みですね。このシステムにより、24時間体制のモニタリングが不要になり、畜産農家の見守り時間削減や分娩事故の低減に繋がっています。また、専用アプリを用いることでカメラ映像の確認や牛の個体登録も可能なんですよ。

はい、農業分野、特に畜産業での後継者不足や高齢化問題が深刻化しており、慢性的な人手不足が経営の安定化にも影響を及ぼしています。ファーマーズサポートは、そうした農家の課題に真摯に取り組み、日々の管理や飼養の負担軽減を実現するために、先端技術の積極的な活用を進めているんですね。

代表はIT業界での経験があり、実の弟が畜産業界にいることから農業の現場の厳しさを知りました。特に畜産分野での人手不足や心労が大きな課題であり、そこに寄り添い解決のために何かできないかと考え、早稲田大学との共同研究を経て、この会社を立ち上げたんです。

独自の技術としては、AIの深層学習と物体検知技術を活用しており、従来必要だった牛への直接的な装置の装着やメンテナンスが不要になりました。カメラとAIだけで完結するため、導入の際のハードルが低く、農家さんでも簡単に始められるんです。設置後はカメラの管理だけで済みますから、とても効率的ですね。

現在、代表とエンジニア、マーケティング担当の3名で事業を進めています。それぞれが技術向上や畜産業界の知識習得に励んでおり、情熱を持ってこの分野の革新を目指しているんですよ。チーム全員が、農家さんのリアルな課題解決に貢献したいという強い意志を持っています。

オフィス勤務とリモートワークの両方を活用しており、柔軟に働ける環境が整っていますね。エンジニアが直接農家さんのもとへ行くこともあるため、現場の声をダイレクトに聞くことができるのも大きな特徴です。チームは小さいながらも、お互いの領域を尊重しつつ、定期的なミーティングで密にコミュニケーションを取っています。

現在は鹿児島を中心とした事業展開ですが、近年は県外からの需要や畜産以外へのニーズも増えています。一次産業全般をサポートできるサービスの開発を進めるほか、海外展開や製品のカスタマイズにも力を入れていく予定です。そして、組織の成長と共にIPOも目指しているので、そうしたビジョンに共感できる方を求めていますね。

スタートアップ企業に対する興味・関心があり、一次産業の課題解決に貢献したいという探究心や挑戦心を持った方を特に歓迎しています。現場に直接足を運び、農家の方々と積極的にコミュニケーションを取りながら課題解決に取り組める方、そして組織拡大に伴うチーム作りに携わりたいと思える方が理想ですね。