株式会社シンク・ネイチャーってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

株式会社シンク・ネイチャーは、最先端のデータ解析技術を駆使して、生物多様性や生態系サービスの持続可能性に関するソリューションを提供するスタートアップ企業です。大学発のベンチャーとして、データとテクノロジーを活用して自然と共存する未来社会への貢献を目指していますね。

いくつかのサービスを展開しており、その中でも特に注目すべきは「TN LEAD」で、これは企業活動の自然環境への影響を定量的に評価できるレポーティングサービスです。また、「TN IMPACT」は土地使用の際の生態系への影響評価を行います。そして、「TN GAIN」では企業の自然に対するポジティブな影響を数値化し、PRにつなげる支援をしていますよ。

実は当社、MS&ADグループやサントリー、積水ハウスといった大手企業と協力し、自然共生型事業を推進しています。共創を通じて、生物多様性の保護や再生を実現していくことを目指しており、企業のCSR活動にも新たな価値をもたらしていますね。

現代社会では、自然環境への投資の困難さや自然関連ビジネスの限界が指摘されています。私たちはこれらの課題に対し、データとAI技術を用いて、自然資本の投資リスクや機会を計算可能にし、大規模な投融資を実現可能にすることで、未来社会のネイチャートランスフォーメーションを目指しています。

研究者のキャリアパスの創出にも貢献しています。現在、研究職の機会が限られている中、当社は科学研究の成果を活用して、研究者が社会との新たなつながりを持ち、収益化する道を提供しています。これは、研究者個々人だけでなく、科学全体の生産性向上にもつながりますね。

当社の最大の強みは、世界最大級の生物多様性ビッグデータと独自のAI技術にあります。150以上のデータソースから構築されたナレッジは、互いに相補完しあいながら、生物多様性保全に必要な精度の高い情報を提供します。これにより、予測精度90％以上の生物多様性マップを提供可能ですよ。

現在、20名のメンバーが在籍し、ほとんどがリモートワークで活動しています。兼業が可能な環境で、自発的に課題改善に取り組める人材が多いのも特徴です。本社は沖縄にありますが、場所にとらわれずに幅広い才能が集結していますね。