株式会社トライエッティングってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

株式会社トライエッティングは、AIを活用して人とモノの最適化を図る名古屋大学発のベンチャー企業です。ビッグデータの解析から始まり、さまざまなAI搭載型システムの企画・開発・運営・販売を手がけていますね。その代表的なプロダクトには、サーバーレスで多様なアルゴリズムを駆使可能な「UMWELT」があります。

UMWELTは、お客様のデータを複数のアルゴリズムと学習処理で扱えるプラットフォームです。インフラの設計・構築期間を削減できるためコストを抑えることができ、既存システムを維持しつつ知能化が実現できるというメリットがあります。事実上、企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させる強力なツールですね。

例えば、「HRBEST」というシフト自動作成AIもあります。これは、複雑なシフトの自動化を実現し、急な欠勤への迅速な対応や多様な働き方に対応したプランニングを可能にします。実際に多くの企業で導入され、人事の負担軽減と効率化に大きく貢献しています。

UMWELTは、例えばオルビス様や豊田合成様といった幅広い業界の企業に採用されています。オルビス様では、需要予測や在庫管理に、豊田合成様では新材料の探索にUMWELTが活用されており、その高い柔軟性と効果が評価されていますね。

CEOの長江さんが、子供時代に祖母の他界をきっかけに病気の予測を模索し始めたことが全ての始まりです。半導体物理と機械学習の技術を融合させ、病気予測センサーの開発を目指し、その夢を実現するためにトライエッティングが設立されました。

社名の「トライエッティング」は、常に新しいもの創造に挑戦する精神を表しています。「TRYING」と「YET」を組み合わせた造語で、まだ存在しないものづくりに挑み続ける姿勢が込められています。この理念は企業の根幹をなしていますね。

トライエッティングは、自社製品を通じて高齢化社会の課題解決に取り組む計画です。中期的には、労働力確保と生産性向上を図り、長期的にはAI医療サービスを開発し、医療費削減に貢献することで、社会に寄与していきたいと考えています。

名古屋大学のOBや公務員出身者など、総勢約25名の多様な背景を持つメンバーで構成され、新栄町駅から徒歩4分の場所にオフィスがあります。ひとりひとりの個性や経歴が活動の源泉となっています。

創業から、プライベートと仕事のバランスを重視しており、所定労働時間を短く設定するなど柔軟な働き方をサポートしています。また、約7割の社員がフルリモートで作業をしており、これが同社の大きな魅力の一つとなっています。

いくつかの表彰を受けており、2017年にはCNBベンチャー大賞で中部経済産業局長賞、さらにはNOBUNAGA21ニュービジネスプラン助成金で最優秀賞を受賞しています。これらは同社のイノベーションが高く評価されている証拠ですね。

新しいオウンドメディアの立ち上げは、明日の未来を今日作るビジョンをさらに体現するためです。科学、文化、ビジネスなど様々な領域において、AI Readyな社会への移行をスムーズにする視点やヒントを提供することが目的です。

AI技術やBtoBプロダクトに関するライティング経験を持つ方、またはサイエンス、哲学、文化人類学などの領域での執筆経験がある方がぴったりです。ニューメディアや事業成長に貢献したい意欲のある方を求めています。