認定NPO法人カタリバってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

認定NPO法人カタリバは、学校・放課後・地域・行政など、10代の若者を取り巻くさまざまな環境に新しい手法で働きかける教育関連のNPOです。プロジェクトを立ち上げ、教育プログラムの提供や居場所施設の運営、高校や行政への直接的な支援などを通じて、10代の可能性を広げる活動を全国で展開していますよ。

カタリバは多岐にわたるテーマに取り組んでいます。高校生のキャリア学習や探究学習、地域密着型のユースセンターの運営、外国ルーツを持つ子どもや不登校の子どもへの支援、困窮世帯や被災した子どもの支援、そして校則見直しのムーブメント創出など、様々な活動を通じて社会問題の解決を目指していますね。

カタリバでは、中高生の居場所づくり、学校や行政に対するハンズオン支援、教育プログラムの開発・運営、デジタルを活用したユース・ソーシャルワーク、インキュベーション、政策提言、そして新たなムーブメントの創出など、多角的なアプローチで教育の現場に新風を吹き込んでいますよ。

カタリバはどんな環境に生まれ育っても、自らが未来を切り開く力を育める社会の実現を目指しています。教育機会の格差を感じ取り、すべての10代が意欲と創造性を持って生きていけるような、支援やプログラムを提供し続けていますね。

カタリバのミッションは、「意欲と創造性をすべての10代へ」と定められています。予測不能な変化が起きるこの時代において、すべての子どもたちが自らの人生を豊かに生きていくためには、生涯に渡って学び続ける意欲と、変化を楽しみチャンスに変える創造性が必要だと考えています。

カタリバの理念は、「自律」「イノベーション」「共生」の三つのキーワードに集約されます。困難を乗り越え、未来への投資として捉える自立心、NPOならではのスピード感とアイデアで新しい挑戦をするイノベーション、そして多様性を受け入れ互いに学び合う共生の精神ですね。

カタリバでは、教育業界出身者だけでなく、ビジネスセクターや異業種出身者も多く活躍しています。困難を抱える子どもたちへの共感、NPOの柔軟性とスピード感に魅力を感じ、多様なバックグラウンドを持つ職員が日々切磋琢磨しながら活動しています。

カタリバでは、オープンポジションでの募集を行っています。これは、複数のポジションに興味がある方や、自分に合うポジションが見つからないけれどカタリバで働きたいという方向けです。スキルや想いを伺いながら、最適なポジションを提案するなど、個々の志向に合ったサポートをしていますよ。

カタリバは、職員約130名、パートナーやインターンを含めると約250名が活動しています。さらに数百人規模のプロボノやボランティアが支えていて、日本全国で約10万人の子どもたちやその家族に対して支援や学びの機会を届けています。

カタリバは、すでに多くの子どもたちに影響を与えていますが、日本全国の10代の人口の1%にも満たないため、まだまだ成長の余地は大きいです。新しい事業の創出や、未来を切り開くプロジェクトの推進によって、1人でも多くの子どもが楽しみにできる明るい未来を提供していきたいと考えています。