日本システム開発株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

日本システム開発株式会社は、1974年に設立された独立系ソフトハウスです。徳島県に本社を構え、ソフトウェアの受託開発や電子機器の開発・製造を行っています。流通や小売業界向けのシステム開発に強みを持ち、プライムでの受注案件が約60％を占めるなど、長年の実績から順調に成長していますね。

強みとして挙げられるのは、独自の技術力です。同社は顧客向けシステム開発を中心とするSI事業を展開し、多くのオリジナル製品を開発してきました。例えば、「Store View」という中小小売業向けの本部システムや、「自治体OSSキットAi」といった自治体向けの内部統制管理ツールが代表的です。これにより、幅広い業界・業種に対応したシステムを提供していますね。

代表的な製品の一つである超小型変位センサーDS2100は、量産化に成功し、約100万個が出荷されています。このセンサーは、様々な場面で対象物の異常を監視する『目』として活躍しており、実際には老朽化した橋の揺れの検知や光学望遠鏡のレンズ調整に使用されています。これにより、同社の製品は多くの業界で高い評価を受けていますね。

日本システム開発株式会社では、自由な提案を歓迎し、意思決定がスムーズに行われる文化を持っています。これにより、社員は自らのアイデアを迅速に実行に移すことができる環境が整っています。また、特許を多数保有していることからも分かるように、技術革新に対する積極的な姿勢が特徴的ですね。

同社は既存のSI事業だけでなく、電子機器事業にも力を入れており、これが新たな主事業の一つとなっています。例えば、最近では京都大学が新国立天文台に設置する光学望遠鏡のセンサーに同社の製品が採用されるなど、新しい分野への展開が期待されています。これからも技術力を活かして、さらに成長が見込まれるでしょうね。