ノックオンザドア株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

ノックオンザドア株式会社は、難病領域に特化した支援事業を展開する企業です。主にてんかんの子どもを持つ家族向けに、発作記録アプリ「nanacara」を開発・提供しています。このアプリは、発作の記録と服薬履歴を家族が共有しやすくすることで、てんかん患者の生活を支援します。

「nanacara」は、てんかん症状を持つお子さんとその家族が発作の記録と服薬履歴を簡単に共有できるスマートフォンアプリです。ワンタップで発作記録を開始できる機能や、動画、タイマー、メモを利用した詳細な記録が行えるのが特徴です。また、家族と医師との連携を強化する「nanacara for Doctor」サービスもあり、診療時に医師が閲覧できます。

社名の「ノックオンザドア」は、「患者ご家族のドアをたたき、共に話し、共に創ること」を意味しています。この名前には、患者さまやそのご家族と直接対話を重ね、一緒にサービスをつくりあげていこうという願いが込められています。

当社の最大の強みは、患者さまやそのご家族と直接コミュニケーションを取り、サービス開発に彼らを巻き込む「共同化」を大切にしている点です。結果、当事者のニーズに根ざした人に寄り添ったアプリを提供できること、そしてアクティブユーザーが多いことが特徴です。

私たちは、現代社会において難病の方々が抱える孤立感や閉鎖的な生活を改善したいと考えています。特に、難病の方やその家族が、日常生活で直面する服薬管理や発作記録の正確性の問題に対処し、よりよい医療連携が実現できるようにサポートしています。

2023年10月2日に、てんかん専門の「nanacara薬局」を新たに開局しました。これは現地での診療はもちろん、オンライン診療も可能な薬局で、てんかんに寄り添う新しい形の薬局として、患者様やその家族と気軽に相談できる場を提供しています。

会社としては現在約30名のメンバーで運営しており、オープンで風通しの良い職場環境を大切にしています。また、新オフィスは東京湾が見える素晴らしいロケーションにあり、働きやすい環境も整っています。スーパーフレックス制度や在宅勤務可能など柔軟な働き方もサポートしています。

nanacaraは認知度が高まり、利用者も増加しています。今後は、蓄積されたデータを活用し新たなサポート方法を模索する一方、製薬企業向けのサービスを展開し、多領域との連携を強化していきます。難病を抱える方々を社会で支えるプラットフォームの構築と、他疾患領域へのサービス拡張も視野に入れています。

今は特に、「インフラエンジニア」のポジションで新たなメンバーを募集しています。私たちと一緒に患者さんやその家族と共にサービスをつくっていくという想いを持ち、社会貢献性の高い事業に真摯に取り組むことができる方を探しています。

当社での仕事は、社会貢献性が非常に高いです。直接患者さまやそのご家族の悩みに対応し、解決策を提供することで、大きなやりがいを感じることができるでしょう。また、スタートアップ企業ならではの、フレキシブルでスピーディーな意思決定も仕事の魅力の一つです。

技術面では、AWSをはじめとしたモダンな環境に取り組んでおり、インフラからフロントエンドまで幅広い技術スタックを使っています。可読性やメンテナンス性を重視したコードを心掛け、技術負債を残さない開発を進めています。チーム内での技術知識の共有も積極的に行っています。

私たちは、ユーザーファーストの観点でサービスを自律的に改善できる方、そして当社のミッションに共感していただける方を特に求めています。新しい技術や知識に対する探求心があり、使いやすく温かみのあるプロダクトを追求したい方を歓迎します。

2018年7月に創業し、難治てんかんの子供を持つ家族の声をもとに、2020年3月にスマートフォンアプリnanacaraをリリースしました。それ以来、teんかん専門医との連携ツール「nanacara for Dr.」や遠隔診療ツール「nana-medi」もリリースしてきました。現在は、さらなる事業展開を進める面白いフェーズに入っています。

ノックオンザドアで働く意義は、難病を抱える患者さんやそのご家族が少しでも暮らしやすくなるような支援を提供し、社会にインパクトを与えることにあります。個人の力で社会課題に取り組むという、非常に高い社会貢献を実感できる点が大きな魅力です。

もし私たちのミッションに共感し、難病を抱える方々をサポートしたいと考えているなら、ぜひ一緒に働きましょう。あなたの情熱とスキルが、多くの人の人生を豊かにする助けとなります。あなたからのエントリーを心待ちにしています。