株式会社ラフールってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

「株式会社ラフール」は、「メンタルデータテック®で全人類を笑顔にする」というパーパスを掲げる企業です。データを活用して組織の状態を可視化し、改善策を提案することで、企業の成長や経営を支援しています。2011年の設立以来、メンタルヘルスケアに特化した事業を展開し、現在では組織改善や採用支援プロダクトの運営・開発を手掛けており、第2創業期に入っている段階ですよ。

ラフールは主に三つの事業を展開しています。一つ目は「ラフールサーベイ」、これは企業が導入する組織改善ツールです。二つ目が「テキカク」という適性検査サービスで、人材のミスマッチを防ぎます。最後に、宮城県仙台市で保育園、二園の運営もしています。特に「ラフールサーベイ」と「テキカク」は、組織と働く人々のウェルビーイングを目指したサービスです。

はい、その点ではラフールは複数の賞を受賞しています。「HRチャレンジ大賞2023」の奨励賞や「HRテクノロジー大賞2022」のウェルビーイング賞など、その他にも総務省後援の「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2022」の経営改革貢献賞や「HRアワード2021」の優秀賞等、国内外からその取り組みを評価されていますね。

ラフールの目的は、メンタルデータテックを通して企業やそこで働く人々が毎日をワクワクしながら過ごせるようにすることです。これにより、社員が心身ともに健康で幸福を感じることができ、結果として企業も成長するという理想を追求しています。会社の名前にもその思いが込められており、笑顔を意味する「ラフ」（Laugh）と、自由で無限の可能性を秘めた「フール」（Fool）を組み合わせた造語です。

ラフールでは、フルリモートでの勤務体制を取りながら、半期に一度は全社員が集合し、企業文化や価値観の共有、チームビルディングを行っています。また、「パーパス（目的）」「ビジョン（展望）」「バリュー（価値観）」を明確にして、全社一丸となって目標に向かっています。具体的には、健康経営や働き方改革の重要な要素として、従業員一人ひとりのメンタルヘルスケアやウェルビーイングを強化し、組織全体の健全性を高める取り組みを進めています。

ラフールが提供する「ラフールサーベイ」や「テキカク」といったプロダクトは、組織の健全性の向上や人材のミスマッチ防止を通じて、企業のウェルビーイング経営の実現をサポートしています。これにより、企業の業績向上や従業員の満足度増加を可能にしており、長期的には社会全体の生活の質の向上にも貢献していると言えます。また、株式市場への上場に向けた動きもあり、社会的な信用と透明性の確保を目指しています。

現代社会においては、企業価値の一要素として「従業員が心身共に健康で幸福を感じ、働ける状態」であることが非常に重要視されています。これは、長期的に見て企業の成長と直接関わってくるためです。ウェルビーイング経営を実現することで、従業員のエンゲージメントや生産性が高まり、企業全体としても強い競争力を持てるようになります。ラフールは、このウェルビーイング経営の概念を具現化し、企業と従業員が共に成長できるよう支援していますよ。

ラフールでは、同世代よりも圧倒的に成長したい方、前例のないことに挑戦したい方、そして信頼できるメンバーと切磋琢磨しながら成長していきたい方が活躍しています。特に、経営者や人事責任者向けの営業を行うため、高いスキルアップが期待できる環境です。また、「1人のメンバー」として少数精鋭のチームで働けるため、個々の成長が会社の成長に直結しますね。

ラフールでは基本的にフルリモートでの勤務体制を取っており、働く場所を選ばない柔軟性があります。その一方で、半期に一度の全社員が参加するオフラインでの交流会を通じて、チームとしての一体感を保っています。このバランスが、従業員それぞれのライフスタイルに合わせつつも、社内のコミュニケーションや結束力を高めるうえで大きな役割を果たしていますよ。

ラフールは現在、第2創業期と位置づけ、新しい分野への挑戦や組織の拡大を進めています。短期的には日本企業の組織と個人の行動変容を実現すること、中期的には世界にチャレンジし、長期的には「メンタルデータテックで全人類を笑顔にする」というビジョンの実現を目指しています。この過程でAIやビッグデータ、さらにはメタバースなどの最先端技術を駆使し、グローバルな展開も視野に入れていますよ。

ラフールはこれまでに数回の資金調達を実施しており、2019年にはシリーズAラウンドで7億円、2020年には総額12.3億円の調達を成功させています。これらの資金は、プロダクトの開発や販促活動、さらには将来の株式市場への上場に向けた準備など、企業成長のための様々な活動に使われています。

ラフールでは、未来の幹部候補となる25卒学生の募集を積極的に行っています。また、新たなチャレンジ者を迎えるため、明確な志望動機がなくても良いとし、ラフールが目指す世界観やウェルビーイング事業の魅力をオンラインで伝えるセッションを実施しています。一人ひとりと向き合う時間を大切にしており、それぞれの成長に合わせた教育体制も整っていますよ。

ラフール独自のメンタルヘルスサービスとしては、「ラフールサーベイ」があります。これは組織内の人事施策の効果を定量化し、組織の課題を見える化するサーベイツールです。2019年にローンチして以来、成長を続け1,600社以上の導入実績があり、従業員のウェルビーイング向上に貢献しています。

「テキカク」は、組織と人材のミスマッチを防ぐための適性検査サービスです。採用候補者の組織への現在と未来への貢献度を明らかにします。2023年8月にサービスローンチした新しい事業で、採用プロセスの効率化や精度の向上に寄与することが期待されています。

ラフールの社風は、前述したパーパス、ビジョン、バリューを通じて体現されています。特に重視しているのは、全社員が「全てのステークホルダーを笑顔にする」という価値観を共有している点です。リモートワークでの勤務が基本でありながら、半期ごとのオフラインミーティングなどを通じて密なコミュニケーションを図り、企業としての目標達成に向けて一丸となって取り組んでいますよ。