株式会社日照電機製作所ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

株式会社日照電機製作所は創業60年以上を誇る老舗の制御盤および監視システムメーカーです。官公庁案件が全体の70%以上を占めており、公共インフラを支える重要な役割を担っていますね。また、同社は水処理プラントなどの大型施設の監視・自動制御装置から工場生産設備の制御まで、幅広い技術力を持っているのが特徴です。

同社の事業内容は多岐にわたり、配電盤や制御盤の設計・製作、高低圧配電盤、監視装置まで手掛けています。具体的にはプラント機器の制御プログラムの作成や現地での調整、試験なども行います。また、端末デバイスとして携帯電話や河川情報、道路情報用の基地局も製作している点が特に公共性が高い特徴ですね。

同社の強みはその技術力と信頼に裏打ちされた品質管理システムです。平成11年には北海道内で最初に、優れた品質管理システムを持つ施設として一般社団法人日本配電制御システム工業会(JSIA)から優良工場認定を取得しています。この認定は高品質の製作拠点のみが受けられるもので、同社の品質へのこだわりが評価されています。

令和2年に新工場を完成させ、これまで4カ所に分散していた製造工程を1カ所に集約しました。この統合により、生産効率の向上とコスト削減を実現しました。それに加えて、新工場を拠点に社員が新たな技術や知識を習得しやすい環境を整備し、新しい挑戦へと導く体制を整えています。

定着率が高い理由としては、長い歴史を持つ安定した企業であることに加え、社員が働きやすい環境が整っている点が挙げられます。具体的には新工場の完成により、効率的な働き方が可能となり、技術研修や新たな知識の習得が推進されていることが社員の満足度に繋がっていると考えられますね。