石井食品株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

石井食品は、創業77年を迎える老舗の食品メーカーですね。全国に3箇所の工場と5箇所の営業拠点を持っており、人気商品には「イシイのおべんとくん ミートボール」「イシイのチキンハンバーグ」がありますよ。1997年からは、食品添加物を使用せずに素材本来の味を生かした商品づくりを行ってきたことも大きな特徴ですね。

2017年に新たな経営体制のもとで第4創業期がスタートしました。この新しい期では、地域食材を使った加工品の製造に力を入れ、生産者と消費者を直接繋げるビジネスモデルを構築しています。地域の農家や生産者と協力し、地元の食材を活かした商品開発を通じて地域食材の魅力を伝え、さらには地域経済の活性化にも貢献しようとしていますね。

現代の日本では、食に関する課題が山積しています。農業人口の減少や国内自給率の低下、生活習慣病の増加など、食品供給システムに影響を及ぼしているんです。石井食品は、これらの問題を解決するための第一歩として、手軽に身体に優しい食生活を提供する使命を持っています。つまり、健康的な食生活へのハードルを下げることで、社会全体の食生活の質の向上を目指しているんですよ。

新体制では、経営陣が一新され、主に30代〜40代のメンバーで構成されています。石井食品自身を創業70年のベンチャー企業と位置づけ、伝統を守りつつも必要なところは思い切って変え、21世紀型の大家族組織を目指しています。また、日本的な年功序列システムはほとんどなく、多様な経験を持つ中途採用の社員も多く、新しいアイデアを取り入れながら組織を日々アップデートしているそうです。

石井食品では、地域に根ざした営業活動に取り組んでいます。具体的には、担当地域の農家や生産者とのコミュニケーションを通じて、食の課題やニーズを収集し、それらを解決するための新商品やサービスを創り出します。既存商品の販売企画や営業も担当し、地元企業や生産者と連携しながら、商品の価値を高めていくような仕事ですね。