日鉄防食株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

日鉄防食株式会社は、1953年に設立され、日本製鉄グループ唯一の総合防食メーカーです。一貫して金属の防錆・防食加工、防食エンジニアリングに取り組み、独自の技術とノウハウを蓄積しています。これにより、社会の発展に大いに貢献してきましたね。

日鉄防食株式会社は、道路標識やバルブ、配管資材など、多岐にわたる生活関連資材を粉体塗装しています。また、ガス・水道配管、防食エンジニアリングといった分野でも活動しており、耐久性が高く、信頼性のある製品とサービスを提供しています。

特筆すべきは、腐食の科学的な調査・解析・診断に基づく防食設計・施工です。LCC（ライフサイクルコスト）と長寿化を重視した取り組みは、全国的なインフラの更新・保守においても非常に重要で、社会インフラの維持に大いに貢献しています。

日鉄防食株式会社の企業理念は、「金属を腐食から守り限りある資源を大切に活かすことにより広く社会の発展に貢献する」というものです。この理念のもと、設立以来、一貫して防食技術の向上に努め、人や社会、地球の未来に価値を提供し続けています。

高度経済成長期に整備された社会インフラは高齢化が進んでおり、これに伴い補修・更新の需要が急速に高まっています。特に、国土交通省が策定した「インフラ長寿命化基本計画」に基づく多額の投資が予想され、安全・安心を効率的に実現できる日鉄防食株式会社の役割がますます重要になるでしょう。