関東航空計器株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

関東航空計器株式会社は、1952年に設立され、航空計器の修理メーカーとしてスタートしました。現在では、防衛向けフライトデータレコーダー（FDR）において国内トップシェアを誇る企業です。また、空間安定装置、ジャイロ装置、情報処理装置など、さまざまな航空機搭載製品を手がけており、防衛分野での実績を積んできました。

関東航空計器株式会社の強みは、航空機搭載製品の開発から製造、販売まで一貫して行える体制にあります。さらに、1994年に日本で初めて軍用フライトデータレコーダーの製造を開始して以来、その高い技術力と品質力で多くの機種に採用されています。これにより、事故原因の究明や飛行安全の向上にも貢献しているんです。

関東航空計器株式会社の製品は、航空機の運用に欠かせない高精度な機器が多いです。例えば、航空機の方位や姿勢を検出するジャイロ装置や各種計器があります。また、機体の健全性をモニターするHUMS（Health & Usage Monitoring System）やミッションデータレコーダなどの最新の技術を取り入れた製品も提供しており、今後の航空機搭載品の高度化と多様化にも対応しています。

関東航空計器株式会社は、主要取引先である防衛省の技術力強化に対応し、次期戦闘機の開発にも積極的に取り組んでいます。さらに、民間分野でもボーイング787向けの製品や、新型ジンバルなど新領域での挑戦を続けています。地上から宇宙まで無限の広がりを持つ領域で技術力を磨き、挑戦を続けているんです。

関東航空計器株式会社では、エンジニア1課には電気、機械、ソフトなどの専門家が所属しており、平均年齢は30代後半です。残業時間も月20時間程度で、働きやすい環境が整っています。また、社内では一貫して開発を行っているため、顧客や協力会社との開発における仕様調整や社内部署との調整もスムーズに進められます。