株式会社STYLYってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

株式会社STYLYは「空間を身にまとう時代」を創造することをビジョンに掲げています。具体的には、VR/AR/MRなどのXR技術を活用して、身の回りの空間を自由に操ることができる社会を目指しているんですね。この技術基盤の提供と、それを活用した経済や文化活動の推進に力を入れていますよ。

STYLYは、リアルメタバースプラットフォームと呼ばれるもので、都市空間と連動したXRコンテンツ制作・配信を可能にしています。世界中の都市の3Dデータが実装されていて、さまざまなデバイスに対応しています。スマートフォンのAR体験からVRHMDまで幅広く体験できる点が大きな特徴ですね。

STYLYでは、「都市型XRエンターテインメント事業」を推進しています。これは、商業施設や都市空間をXR技術で体験型メディアに拡張することで、様々なジャンルのコンテンツを提供し、街の活性化を図る新しいエンターテインメント形式です。また、様々なプロジェクトを展開し、都市空間や商業施設を舞台にしたイベントも手掛けています。

新型コロナウイルスの影響で社会が非接触・オンライン重視へと変化してきた中、リアルとバーチャルの融合により都市の体験価値を高めることが重要だと考えています。また、ARやMRを軸とした最新デバイスの普及もあり、リアルメタバースに向けたコンテンツの需要が高まると見込んでいるからです。

フラットでオープンな社風が特徴で、社長を含むだれとでも気軽に会話ができる環境です。日々のコミュニケーションだけでなく、ランチやBBQなどの社員交流の機会も多く用意されています。また、クリエイティブなアイデアを生み出すための社内ハッカソンなども定期的に開催されているそうですよ。

一般的な福利厚生に加え、アイソレーションタンク補助やカフェワーク補助など、ユニークな制度があります。また、最新技術に触れることを重視しており、オフィスには最新デバイスが置かれて誰でも試せるようになっています。在宅勤務の推進もあり、業務効率化のためのツールも積極的に取り入れていますね。

開発では、UnityやC#を用いたXRプラットフォームの開発が主で、様々なデバイスやプラットフォームへの展開を行っています。また、GitHubやGoogle Workspace、オンラインホワイトボードのmiroなど、効率的なチーム開発とコミュニケーションを支援するツールを利用しています。

‘OUR COMPASS’と名付けた5つの行動指針を掲げています。これには、「プロセスまでクリエイティブに」とか、「最高に執着しない」、「ものさしを磨く」、「すべてのチャンスを活かす」、「尊敬と覚悟を持つ」といった内容が含まれています。この指針に基づいて、チーム全体がより良い方向へ進むよう努力しているんですよ。

Unityエンジニアとして、Unityを用いた業務経験が2年以上あることやC #による開発経験、ネットワーク利用アプリケーションの開発経験、バージョン管理システムを用いたチーム開発の経験が必須です。さらに、XRアプリの開発経験やUnityでのパフォーマンス最適化の経験などがあれば歓迎されます。

開発メンバーにはかなりの裁量が与えられており、使用するOSやエディタ、IDEなどは各自が好きなものを選んで使うことができます。また、アジャイル開発方法を取り入れており、短期間のイテレーション開発や定期的な振り返りミーティングを実施しています。コードの品質向上やワークフローの整備にも力を入れているんですよ。

オープンな情報共有が奨励されており、開発に関連するあらゆる資料やデータは、特別な上長の許可なく誰でも閲覧可能です。チャットツールを活用し、チーム用のチャットルームが設けられているので、迅速なコミュニケーションが取りやすい環境が整っています。

CTOやその他の技術リーダーが技術やワークフローの標準化を行う役割を担っており、エンジニアリング部門の意見が経営にダイレクトに反映される体制があります。また、エンジニアの人事評価にもエンジニア自身が関与しており、技術者が高く評価される文化があります。

ARCore Featured Partnerに選出されたり、世界最大のXRカンファレンスに招待されるなど、国内外から高い評価を受けています。資金調達額も累計26億円となり、事業をさらに推進していくために、多様なバックグラウンドを持った人材の採用を積極的に行っています。XR業界未経験でも、同社のビジョンやプロジェクトに熱意を持って取り組むことができる人材を歓迎しています。

まだ誰も手がけたことのない最先端プロダクトの開発に携わることができることが大きな魅力です。創造性を存分に発揮しながら、世界中の都市と連携して現実世界をテクノロジーで拡張するリアルメタバースを推進できる点は、他にはない経験と言えるでしょう。