株式会社ナンバーナインってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

株式会社ナンバーナインは2016年11月に創業し、「すべての漫画を、すべての人に」を使命に掲げるデジタルコミックエージェンシーです。デジタル配信サービスや作家マネジメント、韓国発のWEBTOON制作など、様々な事業を展開していて、漫画業界に新しい風を吹き込んでいますね。

彼らの主力サービスには、「ナンバーナイン」というデジタル配信サービスがあります。これは、漫画家が自身の作品の権利を保持しながら、最大145の電子書籍ストアへ配信し、収入の最大80％を還元するという国内最大規模のサービスです。また、確定申告代行サービスやWEBTOON事業、漫画家向けのトークイベントなども手掛けていますよ。

非常に多くの漫画家に利用されていて、現時点で1,655名以上の契約作家がいます。配信作品数は4,000作品を超え、「原作版　左ききのエレン」や「マジで付き合う15分前」といった作品が含まれています。商業、同人、SNSで活躍する漫画家まで幅広く、とても人気のあるサービスですね。

WEBTOON事業では、韓国発の縦読みフルカラー漫画「WEBTOON」を日本で制作し、ヒット作を生み出すことを目指しています。スタジオ制を採用し、「原作・ネーム・線画・着色・背景」といった制作工程を役割分担しています。実際に、LINEマンガで男性総合ランキング1位を獲得した作品もあり、目覚ましい活躍を見せていますよ。

ナンバーナインでは、漫画好きが集まる社風があり、平均年齢29歳と若手中心の組織で、男女比もインターンを含め5:5とバランスが良いですね。電子書籍制作を担当するチームの男女比は4:6と女性が多め。全員が漫画に対する深い愛情を持っていて、漫画産業への恩返しをしたいという共通の想いを持っています。

漫画業界は、2021年に過去最高売上を記録するなど、非常に盛り上がっています。商業、同人、SNS、WEBTOONといった多様な媒体で新しい作品が次々と生み出されていて、漫画の市場は急速に成長しています。ナンバーナインは、この成長する市場を牽引する存在として活躍していますね。

彼らのミッションは「すべての漫画を、すべての人に。」で、この実現のために技術（スキル）と魂（ソウル）でコミックの価値を最大化することを目指しています。彼らのバリューズには、「本気こそ愛（マジラヴ）」、「＜超仮説＞主義」、「チームで勝つ」といった考え方があり、一人ひとりの責任感やチームワークを大切にしています。

デザイン経験が3年以上あり、AdobeソフトやGoogleツールの使用経験がある方ですね。また、漫画やエンタメ業界でのデザイン経験、UI・UXデザインの実務経験があると歓迎されます。ナンバーナインでは新しいことに挑戦しようとする前向きな姿勢を持った人が特に活躍できるでしょう。

CI策定、サービスやイベントのロゴデザイン、公式HPやLPのデザイン、漫画の表紙やロゴデザイン、バナーデザインなど多岐にわたります。また、MissionやVisionを浸透させるためのデザインや社内デザインレギュレーションの制作も担当します。幅広くデザインスキルを活かせるチャンスがありますね。

具体的には、漫画のグッズデザイン、資料デザイン、ノベルディーグッズデザイン、イベントロゴデザインなど、与えられた課題に応じて様々なデザインを手掛けます。プロジェクトによっては、コンセプト設計からデザイン作成まで一人で担うことも。幅広い経験を積むことができるでしょう。

ナンバーナインで働く魅力は、漫画を愛する同志とともに、業界に新しい価値を提供するチャンスにあると思います。また、自社サービスやイベントに関われることで、自分のアイデアやスキルを存分に発揮できる環境があります。経験豊富な先輩デザイナーから学びながら、自身のデザイン力を高めていける点も魅力的ですね。

デザインチームはまだ拡大途中で、現在は専任デザイナーが1名と、そのサポートをするメンバー、さらに外部からのアドバイザーがいる状態です。WEBデザイン、グラフィックデザイン、UI/UXデザインなど、幅広い分野のデザインを行っているため、多方面でのスキルアップが期待できるでしょう。

はい、ナンバーナインでは経験豊富なデザイナーのもとで技術的なスキルを高めることができますし、新しいことに挑戦する文化が根付いています。また、プロジェクトにより責任範囲が明確なので、自身の仕事に対する責任感を持ちながら成長できる環境が整っていますね。

ナンバーナインは、引き続きデジタル配信サービスやWEBTOON制作、イベントの開催といった既存の事業を強化しつつ、新しい市場への挑戦も積極的に行っていく方針です。特に、漫画産業におけるデジタル化の推進と、クリエイター支援に力を入れていきます。