株式会社日本農業ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

株式会社日本農業は、2016年にマッキンゼー農業セクターチームの経験を積んだ代表によって創業された農業スタートアップですね。生産者や農業全体が豊かで競争力のある業界へと変革することを目的としており、特に「輸出」を軸に活動を行っていますよ。

日本の農産業は国内市場に依存しており、人口減少や輸入農作物の増加による国内需要の減少に直面しています。株式会社日本農業は、この「国内需要の頭打ち」を解決するため、海外需要の創出に注力しており、それが新たな販路開拓につながり、産業全体の変革の起点となると考えていますね。

「日本の農業で世界を驚かす」というミッションを掲げています。日本の農業は高品質な商品生産において世界でもトップクラスの技術を持っていますが、販売先市場が国内に限られているため、成長の機会が限定されています。この現状を打破し、世界各国に日本の農産物を届けることで、産業としての新たな価値を創造しようとしているのですよ。

三つの領域にわたって改革を進めています。最初は「生産改革」で、輸出用生産方法の開発と提携農家のサポートを行います。次に「流通改革」では、りんごを例に運営する選果場や、選果作業の自動化を実現するなど、生産性の向上に取り組んでいます。最後に「輸出改革」で、最終消費者に向けたブランディングやマーケティングを通じて、日本産農産物の販売を行っていますね。

大手総合商社、外資系コンサルティング、金融機関、官公庁など、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。これらメンバーは、「産業構造を変えていく」という共通の目標を持ち、高い志を持って取り組んでおります。組織風土としては、セルフマネジメントと集合知を活かして、主体的に担当分野での課題解決にあたっていますね。

「挑戦を楽しむ」「実行にこだわる」「共に創る」「チームで戦う」という4つの価値観を「ニチノウバリュー」として掲げています。物理的に離れた場所で仕事をしていても、これらの価値観を共有することでチームとしての一体感を保ち、産業改革に向けて日々奮闘しています。公明正大なプロフェッショナルとしての行動を大切にし、各自が自主的に動きながらも、適切なアドバイスや協力を通じて高い成果を目指しています。

農産業の全領域にわたり、主にりんごをはじめとした品目でのバリューチェーン構築に携わります。生産地の選定やインフラの確保、効率的な栽培方法や選果技術の導入、販売戦略の立案と販売先の開拓、そしてチームマネジメントなど、一連のオペレーションをチームで推進していきます。今後はりんご以外の新品目にも挑戦予定です。

青森を始め、東京、群馬、栃木、静岡、さらには海外も勤務地に含まれます。農業生産という事業の性質上、都市郊外や海外への赴任も想定されますが、面接や選考を通じて相談できる体制を取っています。

社会人経験3年以上をはじめ、タスク管理能力、課題解決能力、良好なステークホルダーとのコミュニケーション能力が必須です。また、ExcelやPowerPointの基本操作能力も求められます。農業の経験は不問で、異業種からのチャレンジも歓迎しています。

プロジェクトマネジメントの経験、3名以上のチームマネジメント経験といった管理能力があると望ましいですね。また、農業に対する興味や関心も歓迎されます。自身のスキルや経験を活かして、農業産業の変革に貢献したいという情熱が重視されますよ。

日本という国をもっと良くしたいという強い想いを持っている人、自分の仕事が具体的にどのような社会的影響を及ぼしているかを感じたい人、また、自分の限界を試しながら大きく成長していきたい人ですね。

個々の知識やスキルを超えた、チーム全体での大きな成果を出すことができる点ですね。また、チームメンバーが互いに支え合い、成長し合う文化があり、刺激を受けながら働ける環境です。挑戦的なミッションの達成に向けて同じ方向を目指せる仲間がいることが、大きなモチベーションになりますよ。

まずは書類選考を通過した後、複数回の面接を経て選考が進みます。具体的な業務内容や会社のビジョン、候補者のスキルや経験を踏まえたマッチングを重点に置き、双方の期待値を明確にするための質問も奨励されています。

異業種でのプロジェクトマネジメント経験やチームリーダーとしての経験、さらには海外でのビジネス経験があると有利です。また、農業に関する知識や経験は必須ではありませんが、産業全体を理解しているとスムーズに業務に取り組めますよ。