オンコリスバイオファーマ株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

オンコリスバイオファーマ株式会社は、創薬プランの開発を中心に、医薬品の製造、前臨床試験及び臨床試験をアウトソーシングする、いわゆるファブレス経営による医薬品開発を行っています。具体的には、腫瘍殺傷ウイルスの研究開発、重症感染症治療薬の研究開発、分子標的抗腫瘍薬の研究開発など、多岐にわたる分野で研究を進めていますね。

現在、オンコリスバイオファーマ株式会社は「テロメライシン(R)」といった腫瘍溶解ウイルス技術の開発に力を入れています。この技術は新しいがん治療法として注目されており、すでに食道がんなどで臨床試験が進行中です。そして、2024年の承認申請に向けて研究開発が推進されています。

オンコリスバイオファーマ株式会社が進める「テロメライシン(R)」の研究は大きな注目を浴びています。この技術は、従来の手術が必要ながん治療とは異なり、ウイルスを用いてがん細胞を直接攻撃する方法です。これにより、患者さんの負担を大きく軽減する可能性があり、風邪に似た症状の副作用は確認されていますが重い症状は見られていません。

オンコリスバイオファーマ株式会社は2004年に設立されたバイオベンチャーで、少数精鋭での研究を通じて「良い薬」を世の中に提供することを目指しています。また、自己資本比率が70%以上あり、積極的に研究に投資しているため、研究者にとっては非常に魅力的な環境が整っていますね。

オンコリスバイオファーマ株式会社は国際的な視野を持って研究を進めており、コロナ以前は多くの海外出張の機会がありました。また、海外の高名な医師や研究者と直接話す機会も多く、国際的なネットワークを活かして研究を進める環境が整っています。