トーハツ株式会社ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

トーハツ株式会社は、大正11年に創業され、日本で初めて船外機や消防ポンプを量産した企業です。マリン事業と防災事業で高い技術力とシェアを誇り、特に可搬消防ポンプにおいては国内トップシェアを持っています。老舗メーカーとしての安定感に加えて、常に技術革新を続けている会社です。

トーハツ株式会社は、先進的な技術を武器に、業界をリードする取り組みを行っています。社内外の連携を通じて、例えば本田技術研究所や米国ILMORとの共同開発プロジェクトで電動船外機を開発し、技術革新を推進しています。また、2018年には研究開発拠点トーハツR&Dセンターを開設し、技術力の強化に投資を惜しみません。

トーハツ株式会社は、環境対応型製品の開発にも積極的に取り組んでいます。例えば、CO2・排気ガス・騒音を低減した防災用の消防ポンプを業界に先駆けて発売し、順調に受注が伸びています。こうした環境負荷低減への取り組みは、社会全体への貢献という面でも非常に評価されています。

トーハツ株式会社の製品は、品質の高さや使いやすさが特に評価されています。マリン事業では、北米を中心に世界100カ国以上で船外機がレジャーや交通手段として使用されており、防災事業では消防団や自治体に広く利用されています。技術思想に「シンプルで使いやすく、際立った品質の製品」を掲げており、その通りの製品を提供しています。

トーハツ株式会社は、国内外問わず政府や軍事機関が顧客であるため、景気の影響を受けにくい安定的な受注が見込めます。また、可搬消防ポンプでは国内シェア50％以上を誇り、新規参入が難しい業界で高い評価を得ています。北米を中心に、世界的にも高い技術力と品質で知られています。