国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構ってどんな会社？事業内容、仕事内容、働き方は？

農研機構は、1893年に設立された農商務省農事試験場をその起源とし、試験研究機関としての歴史を歩んできました。2001年に独立行政法人として発足して以降、統合を重ね、2016年に現在の名称となりました。日本の農業と食産業の発展に寄与し、その分野での品種改良や技術開発で多大な成果を上げています。

農研機構では、農業情報研究センターや本部デジタル戦略部での配属を視野に、ネットワークの運用やシステム設計、認証システムの運営に従事するITスペシャリストを募集しています。特に、ネットワークスペシャリストやデータベーススペシャリストといった資格を持つ方や、自身の知見を活かし積極的に新しい業務に取り組む意欲を持った方に向いています。

配属ポジションにより、広域ネットワークの整備運用やデータベースの管理、仮想基盤の構築管理といった技術業務に携わることになります。また、システム設計やクラウド基盤のプロジェクト運営に関わることもあります。農研機構では、食料の安定供給や農業競争力強化のため、ITを駆使したさまざまなイノベーションを創出する取り組みを行っています。

農研機構の第5期中期目標（2021〜2025年度）は、『食料の自給力向上と安全保障』、『農業・食品産業の競争力強化と輸出の拡大』、および『生産性の向上と環境保全の両立』を掲げています。Society5.0の理念に基づいて、科学技術の革新を通じ持続的な農業と地方創生を目指すとともに、SDGsの達成に向けた貢献も視野に入れています。